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生物学研究者の言いたい放題ブログ

とある大学の生物学研究者が書きたいことをひたすら書くブログ

ハラスメントは双方向?

つなぽんさんのブログを読んでいて、相変わらず良い視点から書いていると納得。
tsunapon.hatenablog.com
自分もこんなに面白い文章をうまく書けたらなー、と思いつつも殴り書きのように書いている。

さて、上記のように世の中にはまだまだハラスメントを平然と行う教員が多数存在する。これは間違いない。同じ立場の教員として、後進を育てるべき立場の者がそのようなことを行うのは本当に腹立たしい。と、思いつつも自分の普段の言動は大丈夫かと心配になっている自分。いや、細心の注意を払っているので大丈夫なはず。

一方で世の中には逆方向、つまり学生→教員という方向のハラスメントも存在する。が、これは世の中ではあまり問題視されていない。

例えば、

1. 自分のラボの学生が他のラボにおいて、指導教員達に対する「極めて悪質な」陰口をたたく(経験あり)。
2. アドバイスを全く受け入れない、あるいは自分の非を全く認めないため、注意するごとに切れられる(経験あり)。
3. 上のようなことがあるので、必要以上にかかわらないようにしていると「指導放棄」「嫌っている」と切れられる(経験あり)。

等々。これらは日々「雑務」に追われる教員にとっては大きな負担である。

具体的な例を書くと、

1の場合:他のラボの友人とラボでの悩み等々を愚痴るのはよくあり、その中でちょっとした陰口のようなことが出てくるのは普通だろう(経験あり)。しかし、ごくごく稀に「事実ではないかなり悪質な作り話」をする学生がいる。
間違っても「勝手に言わせておけば良い、周りの研究室の人々はわかってくれるだろう」などと思わない方が良い。わかってくれるのはごく近しいラボメンバーのみ。私の場合、たまたま他のラボに親しいスタッフがいたため「先生、ラボでこんなこと言ってる(あるいはやってる)の?」と聞いて発覚。想像もつかなかったので防ぎようがない。未だにそのことを信じている人もどこかにいるのだろう。

2の場合:プライドがものすごく高かったり、なぜか自分のミスを認めない学生さんが一定の割合で現れる。多くの場合はうまく指導する(これも非常に精神がすり減る)ことで何とかなるのだが、教員・先輩後輩同級生問わず、アドバイス・注意する者に対して親の敵かというくらい怒り出す学生さんもいて困る。ラボの雰囲気も悪くなるので本当に困る。

3の場合:ケース2からの負の連鎖である。アドバイス・注意をすると怒るので、しょうがなく必要なときにしか話さないようにすると上記のように「指導放棄だ」「○○先生は私のことを嫌っている」などと言い出す。もうどうしたらいいのかわからない。本質はかまってちゃんなんだろうが、とにかくしんどい。

といったところだろうか。逆の立場、つまり上記のようなことを教員が学生に向けて行ったら、何らかの処分を受けてもおかしくない。
(残念ながら、実際にはこのような教員もおり、処分を受けていないのだろうが...)

しかし、自分のケースでは大きな問題にはならなかった。なぜならよほど度が過ぎない限り、教員が相談するような場所がほとんどないからだ。せいぜい、仲の良い教員同士で飲みに行って対策を考えるくらいである。
そのような学生が居座ることはないので、数年の問題だが、それでもこのようなことに多大なエネルギーを費やすのは大きな損失である。論文何報分だろうか。お互いに良い意味で気を遣える教員-学生の関係でありたいものだ。