反面教師 in 大学
ようやく年度末を乗り越えて新年度に突入する。年度末は色々あってそわそわするが、今年は比較的平穏な年度末だった。しかし明日は科研費の結果が出る。本当に当たってくれよという思い。
さて、今日はTwitterでも少し書いた大学での反面教師を紹介する。若手〜中堅の教員には似たような経験をされた方が少なからずいると思う。
私は比較的若く見られる方で、大学での格好もラフであるため大学(院)生と間違われることが非常に多い。実際に見た目で判断するのは非常に難しいので間違えられることは全く気にしていないのだが、問題はその間違えて話すときの態度である。ごく一部ではあるのだが、非常に高圧的・攻撃的で、そのうえこちらが教員とわかると手のひらを返し、おそろしいほど丁寧になるのだ。
こちらが丁寧に話しかけているのにもかかわらず、とても横柄な口ぶり。一番ひどかった人はまともに人の話すら聞かない人もいた。教員と言っても聞いておらず、最終的には職員証を見せることになったこともある。そもそも相手が学生であろうと、丁寧に話しかけてくる人に対して丁寧な対応をしないというのはもはや職員として駄目だろう。もちろん「なじみやすい」という意味で敬語を使わない職員もいるが、そのような人々は敬語こそ使わないが穏やかかつ話しぶりは丁寧である。
おかげさまで、私は研究室の学生にたいして、近い関係でない人と話すときは例え年下であっても丁寧に話しなさいと教えている。正直、上記のケースでは怒り狂いそうになったこともあったが、彼らは良い反面教師だと思ってなるべく怒りはためないようにしている。でもブログに書いてしまうと言うことは、少なからず怒りがたまっているのだろうか。
以上。