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生物学研究者の言いたい放題ブログ

とある大学の生物学研究者が書きたいことをひたすら書くブログ

人真似の批判はかっこ悪い

研究 日常

どうもラボのボスや立場が上のスタッフの言動をマネして何かを批判する大学院生が多いように感じる。

「○○というジャーナルはクソ」
「○○研っていつも○○ばっかりやってて面白くない」
「○○研って流行りの研究ばかり追いかけてる」

そういう学生さんは、ちょっとわかってる俺(私)カッコイイ、批判できる俺カッコイイ状態になっているのだと思うのだが、はっきり言って超かっこ悪い。そのような話の内容もかっこ悪いのだが、なによりオリジナリティが求められる研究の世界で人真似の批判をするということが超かっこ悪いのだ。

完全に私が今までに出会ったn=10くらいの(多いか少ないかわからない)話になるが、こういう学生に限って学会等で質問すらしない。もっと腕を磨けよと言いたくなる。

このような批判は研究の世界だけではなく、普段の生活でもたまに見られる。やたら何でも知っているような人がいるが、実はこちらの得意分野の話になると、ネットや雑誌に載っている一般論を薄っぺらく話しているだけということに気がつくことがある。これもかっこ悪い。

もちろん導入として一般論や他人の意見から入ることは否定しないが、オリジナリティのある意見や話ができないとつまらないと私は思う。そうなるためには生半可な努力ではなく没頭することが必要になるが、それこそが研究者気質であろう。そのような大学院生が増えることを望む。